否定の文化を変えよう!

二代目経営者の魂の願いを
一緒に叶える未来実現パートナー
安藤徹哉です。

 

先日、我社の理念会議を実施しました。

 

昨年の12月初旬に我社初の
評価会議を実施しました。

納得ずくで決定したはずと
思っていたのですが、

今になって「あんな評価会議なら
やめた方が良いのではないか?」
という意見が出てきました。
それも理念経営プロジェクトメンバーからです。

 

その真意を聞いてみると
“自分たちは他人を評価できるほど
社員たちの見本になっているのか??
まず見本になりきろうよ。

自分達が成ってもいないのに、
そんな人達から評価されるのは
ご免こうむりたいって社員は
思うんじゃないですか。

自分達が見本となってから
評価会議を再開しても
遅くないんじゃないですか?
というものでした。

 

それを受けて私の方からは
本来の評価会議の狙いや意義を話し、
他のメンバーからも色々な意見が
出ました。

始めはなんでそんなこと言うのか
分かりませんでしたが、
喧々諤々話し合ううちに
真意が分かりました。

 

その中で我社は“否定から入る”ことが
多いのではないのではと指摘されました。

 

確かに我社そして自分自身もまだまだ
“否定から入る”ことが多いんです。

 

子供の頃から親父に否定されて
育ったからかもしれません。

“それ間違ってるよ”、
“そうじゃないでしょ”、
“無理でしょ”、

そんな台詞がついつい口をついて
出てしまいます。

 

昨年6月に理念発表会を行い、
ビジョンの中に
“相思相愛のパートナーになる”
という文言が入っていても
ついつい否定語から入ってしまいます。

 

まだ“否定の文化”の方が
“理念”より強いんです。

 

相手を否定している時は自己否定も
同時にしています。

上司が否定的な目線で部下を見ると
部下も上司を否定的な目線で
見てしまいます。

相手に期待しつつも否定してしまう時、
本当はどういう関係性でいたいのか
ちょっとだけ振り返ってみては
いかがでしょう。

“否定は恐怖からおこる”と言います。
否定する時は、
あ~自分は否定しているんだと
いう事を認識しましょう。

実は怖いのにそうでないフリをするより、
“俺も怖いんだよ”と素直に言える
リーダーの方が強いです。

 

今後評価会議をどうするのかの決定は
次回持ち越しとなりましたが、
じっくり話す中で発言者の真意が
分かったからこと、
その発言者が理念を大切に思っている
ことが分かり有意義でした。