スリランカに見る基礎教育の大切さ

二代目経営者の魂の願いを
一緒に叶える未来実現パートナー
安藤徹哉です。

久しぶりの投稿になります。


先々週より1週間程度スリランカに
行ってきました。
今後のビジネスの可能性を探るためです。

雨の少ないベストシーズンではありますが、
例年より暑く、日中は3233℃になり
移動中本当に暑かったです。

 

首都コロンボ以外の都市は
ほとんど整備されておらず
列車の本数も少なく、
数十年前の日本に戻ったような
感覚を覚えました。

印象に残ったことの1つに
人々が礼儀正しく挨拶してくれた事があります。

 

その文化はどのようにして
醸成されていくのかを調べていくと
どうやら小学校時代の
お寺における仏教の
日曜学校にあるのではないかと
思うようになりました。

全土のお寺で日曜の朝
ボランティアでOB/OGが先生になり
子供達に仏教の教えを教えているのです。

いわゆる“八正道(はっしょうどう)”を
分かりやすく教えているのです。

 

義務教育ではないにも関わらず、
毎週日曜日みんなが笑顔でお寺に勉強に行くなど
今の日本では考えられないですよね。

八正道とはお釈迦さまが教える
人間が正しい生き方をする八つの道(方法)です。

・正見(しょうけん)、
・正思性(しょうゆい)、
・正語(しょうご)、
・正業(しょうぎょう)、
・正命(しょうみょう)、
・正精進(しょうしょうじん)、
・正念(しょうねん)、
・正定(しょうじょう)

 

このように正しい行いを正しく努力し
社会貢献する生き方を学ぶ訳です。

 

人口の約70%を仏教徒が占める
スリランカにおいて
小学校時代にこのような
基礎教育をしっかり身に付けて
大人になっていくのです。

 

これを見て私は今の日本社会で
こういった基礎教育ができて
いないのではないかと
危惧しました。

 

弊社においても挨拶や
整理整頓といった
基礎的な所から
見直す必要があるのではないかと
思いました。

 

折りを見て私が感じたスリランカの多様な
文化の共存性についても書こうと思います。