安藤徹哉プロフィール

福岡県生まれ。3歳より父の転勤で広島へ転居。

中学2年生の時に父親がサンゲン株式会社を創業。

大学進学を機に上京し、卒業後は三菱商事に入社。

大学は将来の家業に役立つ学業ということで電気工学科に進学したものの、海外貧乏旅行の体験を通じて商社マンとなり、家電・事務機の輸出を担当し、最終的にはアラブ首長国連邦のドバイ駐在を5年間務める。

三菱商事に12年間勤務した後、父の会社を継ぐため、37歳の時に二代目後継者として広島に戻りサンゲン株式会社に入社。

ところが、いつまで経っても社長を譲る気配もなく、父親との経営スタイルの違いから、事あるごとに衝突を繰り返し、10年もの年月が過ぎる。
その間、営業部長として事業の多角化や管理会計の導入やIT化の推進など、社内改革を進める。

その後、ようやく社長に就任。
父とは異なる自分なりの経営スタイルを模索する反面、実際に会社を経営するなかで、父の苦労が理解できるように。

しかし二代目として事業を承継しつつ、親に敷かれたレールを進んできた今まで人生に疑問を抱くようになる。
「社長の息子に生まれたからには、将来は会社を継ぐのが当然」と思って生きてきたが、果たしてそれで良いのか・・・。
本当の自分の人生を生きていると言えるのか?これは自分のやりたい事なんだろうか?

そんな中、あるキッカケで経営理念の見直しを行い、自分のミッションについて初めて深く考える。

自分の内面をじっくり見つめ、ミッションや経営理念を構築していく過程で、理念経営の大切さを痛感する。

これらの経験を通じ、現在は同じ悩みを抱える二代目経営者のためにコンサルティング活動に取り組む。
現役の二代目経営者でもあるため、後継者の苦悩を理解し寄り添うコンサルティングを得意とする。